最近心がすさんでいくようなニュースばっかりでイヤんなってくるよな~‥。ストレスが溜まりやすいこのご時世、ストレスによって免疫が下がると、わけのわからんウイルスも流行っているし余計に心配になるわ~。
そんなあなたに紹介したいのがコチラ‥瞑想であります。瞑想は誰でも手軽にどこでも出来るし、ストレス以外にも有効な数多くのメリットが科学によって証明されているんですよおぉ。
『おお~瞑想かぁ。でもインストラクター的な人にお金を払ったりせなあかんとか‥お高いんでしょお?』
『それがなんと今なら‥いや、紀元前もの遠い昔からずっと瞑想はタダなんです!自分一人でも簡単に出来るんですよ!』
『くっ‥そ、それはやらない理由が見当たらない!!』
でも、問題は本当に効果があるのかどうかが、やっぱり疑わしいねんなあ‥。
- 瞑想は大企業から著名人まで取り入れている
- 厚生労働省が認めた瞑想の効果
- 瞑想中に脳波とfMRIで計測した驚きの結果
- 仕事や私生活で発揮する瞑想のメリット
- 瞑想の種類
- 瞑想のやり方(初心者向け)
- 【結論】瞑想は大してデメリットも無いのでやってみる価値はある
瞑想は大企業から著名人まで取り入れている
大企業や著名人から瞑想を実践しているから、やった方がいい。こんな風な考え方はあまりよろしくないけど、参考までに紹介しておく。
瞑想を取り入れている主な企業
瞑想を取り入れている著名人
厚生労働省が認めた瞑想の効果
‥で気になる瞑想の効果は、厚生労働省の統合医療情報サイト『eJIM』によると、科学的根拠や有効な試験データを示した効果だけでも以下のようなものがある。
厚生労働省eJIM | 瞑想 | 各種施術・療法 | 医療関係者の方へ | 「統合医療」情報発信サイト
※副作用の報告は殆どないけど、精神疾患を患っている方は医師と相談した方が良いらしい。
注目して欲しいのは万病の元と言われるストレスが低減したり、“病気の元”となり得る他の症状にも効果があるという事。長年こういった症状に悩まされいる方は試してみる価値はありそう。
瞑想中に脳波とfMRIで計測した驚きの結果
fMRIとは脳の機能活動を計測でき、その人の幸福度を科学的に計測できるという。ほんで、その数値を計測して“世界一ハッピーな男”と呼ばれた人がおる。
世界一ハッピーと聞くと大金持ちで豪遊しまくっている人物かと思いきや、なんと仏教の僧侶やねん。男の名はフランス人仏教僧のマチウ・リカール。
チベット仏教僧マチウ・リカールの略歴
マチウは1946年に哲学者の父と画家の母の元に生まれ、パストゥール研究所でノーベル賞受賞者の教授のもとで学び、分子遺伝学の博士号を取得。1967年にチベットのドキュメンタリー映画に出演する高僧に衝撃を受け、毎年休日を使ってその高僧に会う為インドに通うようになる。
- 1972年研究者の肩書を捨てて、その高僧の元に弟子入りする。その後も多くの師の元で仏教を学び、1989年からはダライラマのフランス語通訳も務める。
- 1997年には自身の父との対談本『僧侶と哲学者 —— チベット仏教をめぐる対話』を出版し、ベストセラーとなり一躍有名人になった。
- 現在、自身の学んだことや精神世界の教えを、世界中を飛び回り広めている。
fMRIで瞑想しているマチウの脳を計測
fMRIで前頭前野を調べる事で、その人の幸福度が分かるらしい。上の図の場所が前頭葉で、脳って真ん中で分かれているから左と右の前頭葉を計測する事で、その人の幸福度が分かるねんて。
左側の前頭前野が活発な人
- 幸福度が高い
- ポジティブ
- 肯定的
右側の前頭前野が活発な人
- 幸福度が低い
- ネガティブ
- 否定的
マチウリーカルの前頭前野を調べると‥
これまでの被験者150人と比較にならない“異常値”と言える程、前頭前野左側が活発である事が分かった。つまり、幸福度が信じられないくらいに高かったという事になる。
この計測では複数の種類の瞑想法を実践して、幸福度が振り切った時は利他への愛や思いやり、憐れみの瞑想を実施した時やった。
一般的に広まっているマインドフルネス瞑想とは違い、特殊な瞑想とも言えるけど、瞑想の効果を指し示す一つの指標にはなる。
〇銃声への反応テスト
別の実験では定期的に銃声を聞かせて、被験者の反応を計測するという検査も行われた。こちらの実験でも、警察の狙撃手100名が耐えられなかった驚愕反応をマチウは反応しないだけでなく、むしろ心拍数や血圧が低下させた。
この結果からも分かるように瞑想をする事で、外的要因によって動じる事が無くなるメンタルの強さも養われるという事が分かる。
https://news.wisc.edu/newsphotos/davidson08.html
仕事や私生活で発揮する瞑想のメリット
先ほどの瞑想の効果を見て分かるように、弱っているメンタルを修復したり、メンタルを強化出来るという事が分かる。こういった効果は仕事面や私生活だけでなく、あらゆる方面で生活の質を向上させてくれる(ちゃんと継続してメンタルを鍛える事に成功すればの話やけど!)。
仕事面
- 集中力がアップ
- チームワークや人間関係にも影響
- 個人のパフォーマンスが向上
- 仕事のストレスに強くなる
私生活
- 家族や夫婦仲にも影響
- 健康面でも良い影響
- オンオフを切り替えリフレッシュ出来る
- 免疫力アップ
瞑想の種類
瞑想には複数の種類があって、500種類以上もあるとかなんとか。その中でも一般的に行われている瞑想が、集中瞑想と観察瞑想。マインドフルネスと言われている瞑想は、この集中瞑想と観察瞑想を組み合わせた(強引に言えば)ような瞑想。
簡単というところから、初心者や入門的な具合で簡単に始められるのは集中瞑想。
瞑想のやり方(初心者向け)
瞑想の姿勢
絶対に座らんとアカンって決まりは無く、寝転んでも瞑想は出来る。でも、失敗するとそのまま寝てしまうリスクがあるので、あぐらか座禅でおしりが痛くない場所に座る。
瞑想中の意識
無意識でも呼吸は出来るのに、敢えて意識を向ける。意識が別に向いたら、すぐに呼吸に意識を戻してそれを繰り返す。
瞑想時の呼吸
瞑想を始める前に2,3回深く深呼吸する。その後はゆっくりと集中しながら呼吸をする。コツは吸う時よりも吐く時に時間をかけて呼吸する。気が散ってしまうようであれば、腹式呼吸(お腹を膨らましたりへっこませたりする呼吸)をすれば、集中しやすい。
瞑想する時間は?
短すぎると何の意味も無くなってしまうけど、慣れない内は5分とかで一日朝起きてすぐと寝る前って感じで二回。これを継続して慣れれば15~30分くらいに伸ばす事を目標にする。ウェイトトレーニングと同じで、メンタルトレーニングという意味もあるので、軽いウェイトを一回持ち上げても筋肉はつかん!って事で、時間を少しづつ伸ばす事を目標にしたい。
瞑想の時に手はどうする?
手の甲を太ももに置いて、手のひらを空に向ける。これもとくに決まりは無いので、個人的には親指と人差し指で丸を作るオーソドックスなスタイルがオススメ。集中すると親指と人差し指がピリピリしてきて、神秘的な気持ちになる(血流が悪いだけかも)。
【結論】瞑想は大してデメリットも無いのでやってみる価値はある
瞑想は人や国によっても色々あり、どれが正解かは分からんけど基本的な瞑想の情報はこんな感じ。いざやってみて、効果を感じたら更なる高みを目指すもよし。通勤の電車や待ち時間あらゆる場面で瞑想を取り入れるもよし。
大してデメリットも無さそうやし、実践すれば生活の質が上がるかもしれないので、一度試してみるのもいいかも!